ラジオびいき

面白いトークもあれば、心を打たれるトークもたくさんあります。 小難しい話はありませんが、シンプルに人生の哲学のような話がたくさんあります。 テレビのトークでは聞けない、その言葉の真意が聞けるのもラジオならでは。

「あちこちオードリー」における若林さんの『人を掘り下げる能力の根底』はなんなんだろう?



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あちこちオードリーって本当に素敵な番組ですよね。

芸人さんやタレントさんなど、普段見られないような

自然な姿がなぜか出てしまう。

 

あのカウンターに座ると生き様を話したくなるような何かがあるのでしょうか?

やはり進行のオードリーの力が存分に発揮されていると思うんです。

 

まぁ誰もが思っていることだとは思いますが。笑

 

基本的に否定をしないですよね。

なんでそう思うのかっていうのをひたすら掘り下げている感じがします。

 

それはラジオなどでも話していましたが、

「人への興味」が根底にあるような気がします。

 

自分と他人は違うし、

世の中にはいろんな考えがある。

過去の苦労からも気づいてきたが、

人はそんなに簡単に変わらないし、

自分もそんなに簡単に変わらない。

 

全ては前提とか、置かれてきた環境、

与えられたカード、人格、家族、兄弟、住む地域

によってまったく違う。

 

それに心底気づくと、人と比較すること、

羨むこと、妬むこと、否定することの無意味さに気づきます。

 

そんな時どうなるかというと、

もっと知りたくなるんだと思うんです。

 

 

 

どういうことかというと、

前提次第で全てが変わる世界なので、

アウトプットとか今の現状だけを見ても

「凄い」「上手い」「下手」とかっていうことはわかるんですが、

それ以上の学びを得にくいんですよね。

 

なぜなら全ての人はまったく違うし、前提によって変わってしまうからです。

 

また、もしアドバイスを求められたり、

話を広げようと思っても、表面をこねくり回すだけになってしまうので、

あんまり面白くならないんですよね。

 

ってことはどうするかっていうと、

「結果」になっている理由を知らなきゃいけないんです。

 

 

例えば、事業を成功させた社長さんが目の前にいた時に、

事業の内容や、現在の売り上げとか、方針みたいな話を聞く。

 

当然凄いな〜とか感心はすると思うんですが、

ある程度行くとそれ以上って広げようがないですよね。

 

しかも、凄いからって言って言われた通りにやったからって

うまく行くかって考えて欲しいんですけど、

表面的なところをいくら真似たってうまくいかないのって

容易に想像がつくと思うんです。

 

その事業をやろうと思った理由とか、

なぜその方針にしているのかとか、

そもそもなんで会社員じゃダメなのか、

お金があることは本当に幸せなのか、

経済的な自由を得る前と得た後で何が変わったのか、

得た後も働き続ける理由はなんなのか、

その気持ちっていつから持っていたのか、

実は後付けなんじゃないか、

だとしたら当初はどんな気持ちで始まったのか、

そんな大変なことをやり続けられたモチベーションってなんなのか、

改めてなんでその仕事しているのか

 

みたいなところを聞いたら、

表面の話の理解ももっと深まると思うんです。

 

だからこの人はそんなことをしているのかって

 

 

 

若林さんは心底楽しみながら

相手をリスペクトしつつこれをやっているから

ゲストはどんどん話してしまうんだと思うんです。

 

そしてちゃんと話の根っこを理解した上で、

自身の心の内を明かすから、

「そうそう!そういうことなんだよ!」

ってなってそりゃもっと話したくなりますよね。

 

・自分への正しい諦め

・他人との違いへの根本的な理解

・他人へのリスペクトからくる本質的な興味

 

これらがとことん出ている結果だと思うんですよね。

 

これらの上にスキルとか、

具体的にどういうことなのかって話が必要だと思うんですが、

自分の中の仮説がまだ整理できていないので、

もう少し整理していったのちにまとめられたらと思っています。

 

今の所は「疑う」ってことかなと思っていますが・・

 

 

 

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